妊活 ・不妊治療

不妊治療の病院選びで失敗しない方法|41歳で転院した体験談と確認すべき9項目


不妊治療を始めるとき、病院選びってめちゃくちゃ大事です。

……と、今なら言えます。

でも当時の私は、治療実績も口コミもほとんど調べずに病院を決めました。

選んだ理由は、

「待ち時間が短そう」
「駐車場代が安い」

ほぼこれだけ。

北海道の田舎に住んでいる私にとって、病院までは片道2時間弱。

通院だけでもガソリン代がかかるので、駐車場代まで高いのは正直つらい。

そんな理由で選んだ病院でしたが、実際に通い始めてみると、

「病院選び、もっとちゃんと調べればよかった……」

と思うことになります。

不妊治療の病院選びで失敗しやすいポイント


不妊治療の病院選びで後悔しやすいのは、こんなポイントを見落としてしまうことです。

- 通いやすさや待ち時間だけで決めてしまう
- 治療実績や体外受精の件数を確認していない
- 医師の治療方針を事前に確認していない
- 自分の年齢や状況に合った治療を提案してくれるか確認していない

私自身、まさにこのパターンで病院を決めてしまいました。

病院選びで後悔した理由|待ち時間と駐車場代だけで決めた話


不妊治療を始めようと思ったとき、もともと通っていた婦人科の先生に相談しました。

先生からは、

「3つくらい病院を紹介できるよ」

と言われました。

その中のひとつは、不妊治療ではかなり人気のある病院。

でも先生から、

「人気だから待ち時間が長いよ」

「街の中心部にあるから駐車場代も高いよ」

と言われました。

私の頭の中は、

待ち時間長い+駐車場代高い=それは困る。

ただでさえ病院まで片道2時間弱。

往復のガソリン代もかかります。

しかも不妊治療って、一度行けば終わりではありません。

何度も通院することになります。

そこで私は、

待ち時間が比較的少なくて、駐車場代も安く済みそうな病院

を選びました。

治療実績?

先生の治療方針?

体外受精の件数?

培養室のこと?

……。

何ひとつ調べていませんでした。

今思えば、なかなか思い切った病院選びです。

北海道の田舎から不妊治療の病院まで片道2時間弱。病院選びでは通院時間やガソリン代、駐車場代も重要でした。



41歳なのに「まずはタイミング法から」と言われた


病院では、夫も私も一通り検査を受けました。

結果は、

夫婦ともに大きな異常なし。

すると先生から、

「まずはタイミング法から始めましょう」

と言われました。

でも、このとき私はもう41歳。

しかも自己流ではありますが、それまでタイミングを合わせても妊娠できなかったから病院に来ています。

私は先生に、

「年齢もあるので、体外受精から始めたいです」

と伝えました。

すると先生から返ってきたのが、今でも忘れられない例え話。

「2人とも異常がないのに体外受精をするのは、風邪をひいていない人に風邪薬を出すようなもの」

というような説明でした。

……。

???

私の頭の中は完全に「?」。

もちろん治療方針はいろいろありますし、先生なりの考えがあったのだと思います。

でも私は、

「41歳という年齢はあまり重要じゃないのかな?」

「私は少しでも早く治療を進めたいんだけど……」

と、先生との考え方にズレを感じました。

そして初めて、

「この病院、本当に私に合ってるのかな?」

と思うようになりました。

41歳で不妊治療を始めた私。タイミング法から始める治療方針に疑問を感じ、体外受精を希望しました。



転院して気づいた「治療方針の違い」の重要性


悩んだ結果、私は最初に紹介されていた人気の不妊治療専門の病院へ転院しました。

そう。

最初に、

「待ち時間長いし、駐車場代高いから嫌やな」

と思って避けた病院です。

実際に行ってみると……

本当に混んでいました。

一番長い日は、病院に6時間くらいいたこともあります。

もはや半日仕事。

転院した不妊治療専門病院は人気があり、待ち時間が長い日は6時間ほど院内にいたこともありました。

でも院内には軽食を食べられるスペースもあり、

「長時間いる患者さんが多いことを前提にしてるんやな」

と思ったのを覚えています。

そして診察。

先生にこれまでの経緯を話すと、

「年齢も年齢だし、体外受精から始めよう」

と言ってもらえました。

私が希望していた治療方針と同じでした。

その瞬間、

「最初からこっちに来ればよかったー!」

と思いました。

もちろん、人気の病院だから必ず妊娠できるわけではありません。

患者数が多ければ、必ず技術が高いとも言い切れません。

ただ、多くの患者さんを診ている病院では、さまざまな症例を経験している可能性があります。

また、体外受精では医師だけでなく、卵子・精子・受精卵を扱う培養室の体制も大切です。

だからこそ私は、

「近い・安い・待たない」だけで病院を決めるのではなく、治療実績や治療方針まで調べるべきだった

と思っています。

不妊治療の病院選びで確認すべき9つのこと

不妊治療の病院選びで確認したい9項目。通いやすさ・治療方針・体外受精の実績などをチェックしました。


私自身の経験から、これから病院を探すなら最低限確認したいポイントをまとめました。

1. 自分の年齢や状況に合った治療を提案してくれるか

年齢やこれまでの妊活歴によって、治療の進め方は変わります。

自分の状況を踏まえて提案してくれるかは重要な判断材料です。

2. タイミング法・人工授精・体外受精へ進む基準

どの段階でステップアップするのか、病院ごとの方針を確認しておくと安心です。

3. 体外受精などの治療実績

病院の公式サイトなどで、採卵件数や移植件数、治療実績が公開されている場合があります。

数字だけで判断する必要はありませんが、ひとつの参考材料になります。

4. 医師と自分の治療に対する考え方が合うか

治療方針に大きなズレがあると、通院するたびにモヤモヤすることがあります。

疑問に思ったことを相談しやすいかどうかも大切です。

5. 通院回数や待ち時間

不妊治療は何度も通院することになります。

仕事や家事との両立も含めて、現実的に続けられるか考えておく必要があります。

6. 駐車場代や交通費を含めた通院費

特に遠方から通う場合、ガソリン代や駐車場代も積み重なると大きな負担になります。

7. 採卵や移植にかかる費用

治療内容によって費用は変わります。

保険適用になる治療と、自費になる治療についても確認しておくと安心です。

8. 培養室などの治療体制

体外受精では、卵子や精子、受精卵を扱う培養室も重要です。

病院の公式サイトに、培養室や胚培養士について紹介されていることもあります。

9. 口コミだけでなく病院が公開している情報も見る

口コミは参考になりますが、それだけで決めるのはおすすめしません。

病院の公式サイトに掲載されている治療方針や実績も一緒に確認するのがおすすめです。

私は北海道の田舎から通っていたので、距離やガソリン代、駐車場代もかなり重要でした。

でも今なら、

通いやすさ+治療方針+実績

この3つをセットで考えます。

合わないと思ったら転院してもいい

一度通い始めると、

「せっかく検査もしたし……」

「また最初から説明するの面倒だな」

と思って、なかなか病院を変えにくくなります。

私もそうでした。

でも、

- 先生の考え方に納得できない
- 治療がなかなか進まない
- 自分が希望している治療と違う
- 質問しても納得できる説明がもらえない

そんなモヤモヤがあるなら、別の病院の話を聞いてみるのもひとつの方法だと思います。

転院したからといって、最初の病院が悪い病院だったということではありません。

ただ、

自分に合う病院ではなかった。

それだけのこともあります。

まとめ|病院は「通いやすさ」だけで決めない

不妊治療は時間もお金もかかります。


特に年齢が気になっている人にとっては、
「もっと早く違う病院に行っていれば」
という後悔はできるだけ減らしたい。


私は、
「待ち時間短いし、駐車場安いからここでいいか」
で決めてしまいました。


結果的に転院することになり、
「最初からちゃんと調べればよかったー!」
となりました。


これから不妊治療を始める人には、
病院はひとつだけ見て決めなくてもいい。


そして、
合わないと思ったら転院する勇気も必要。


これは私が実際に治療してみて、かなり大事だったと思うことのひとつです。


※この記事は私自身の不妊治療の体験をもとに書いています。治療方針や適した治療方法は年齢や身体の状態によって異なるため、詳しくは医師に相談してください。

  • この記事を書いた人

AMO

関西から北海道へ移住。41歳から妊活を始め、43歳で出産しました。現在は北海道で子育てをしながら、妊活・高齢出産の経験や北海道暮らし、おでかけ情報を発信しています。

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